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韓国「人間失格」JTBCドラマ 15話あらすじ感想 인간실격

2021/10/24 at 15:11


韓国ドラマ好き
会社員 mikpi
※記事の内容の無断転用はご遠慮ください。
ついに残るはあと一話!本当に私の期待を裏切らず、今まで興味を失わせずにずっとハマらせてくれてありがとうと言いたい!

いつも寝る時間だから、日・月は若干寝不足状態でした…(笑)今回も見どころ満載の回でした。今日が最終話だと思うと哀しい…。

今、同時に観ているのは「ユミの細胞たち」と「紅天機」ですが、「ユミの細胞たち」は本当にバカバカしくて毎回大爆笑してて凄く面白くて、「紅天機」は『運命の恋人』というコンセプトが好みではないので正直いって暇つぶしです…^^;「ユミの細胞たち」は爆笑で面白いけどわざわざエピソードを再度見返す程ではありませんが、
人間失格は何度見ても一回目で分からなかった伏線に後で気が付いたりして、何度観返しても面白いドラマです。けっこう一回目は重要な事を言っていると思わず、ボケーッと観ている物凄く普通っぽいシーンの言葉が、再度観てみると後で繋がっているってのが分かったりするんです。

ちなみに大人気らしい「海街チャチャチャ」。私は…すみません、どうしても面白さが分からなくて途中脱落しましたし、ゴシップにあまり興味ないので知りませんでしたが、昨日韓国語の先生から俳優スキャンダルで大騒ぎの中の噂を聞きました…(爆)最近俳優のリベンジスキャンダルが多いですね…。

あと『イカゲーム』には全く興味が無かったのですが、会社の他国部署でもちらっと話題になり、韓国ドラマがアジアほどは人気の無いはずの欧米で何故人気が出たのかを探るため、観ようかどうしようかまだ悩んでいる途中…w(結局観ないかもしれないけど)

↓「人間失格」の初回感想と概要はこちら



INDEX



ドラマ基本情報

タイトル인간실격 / LOST
放送JTBC 土 22:30~
期間2021年9月4日~2021年10月24日
出演者チョン·ドヨン、リュ·ジュンヨル、パク·ビョンウン、キム·ヒョジン、パク·ジヨン、ヤン·ドングン、ソン·ナウン、チョ·ウンジ、ユ·スビン、パク·インファン、シン·シンエ他
リンク⇒公式HPリンク
⇒ナムウィキ (韓国語)




15話ネタバレ感想


↓以下は15話のネタバレなので見た方のみでお願いします。


カンジェ

どうしましょう、父さん。僕は相変わらず、未だに一日に何度も「『お金』とは何だろうか」という、そんな考えをしています。そしてこの世で最も僕を愛している人間は僕に最もお金を使う人だという、古い考えをまた習慣のようにしたりもします。なのに時々、そうしていたら凄く時々は、「『愛』というものは何か?」という、生きて来て一度も考えた事がない、そんな考えの中に深く落ちてしまいました。誰かが自分を愛するのではなく、自分が愛する事。自分の中に『あの人』の空間が出来て、育ち、そうして最後には全てが一人の人で満ちてしまう気怠い苦痛について。苦労して独りになろうとしても、最後に独りになれない、甘い懸念について。俺は『あの人』のために何をしてあげられるでしょうか?『あの人』の何になれるでしょうか?もしかしたら何にもなれないと、最後には何にもなれないとしても、今の自分に正直になる事は俺が出来る『愛』なのかもしれません。
↑「どうしましょう、父さん(어떡하죠, 아버지)」から始まるこの言葉は第2話にあったカンジェの言葉に似ています。そしてお金しか価値しか知らなかったカンジェが、生まれて初めて愛に目覚めた事を表します。走馬灯のように今までのカンジェとブジョンと出会ってからのシーンが流れ、カンジェがどうやってブジョンに落ちていったかが分かる非常に美しいシーンですね。

ブジョンを抱きしめ細道に手を引いて連れてきてキスをする二人。(この時、綺麗なシーンとして終わらず、後ろの通りがかりのオッサンたちが見ているってのが皮肉的にリアルで、こうゆう細かい部分が私がこのドラマの好きな所ですw)
↓そこだけ切り取られてあらヤダ!/////な感じだけど一応置いておくw



そしてブジョンを抱きしめるカンジェ。

カンジェ

「…会いたかったです…イブジョンさん…」

ブジョンの夫、ジョンスとキョンウンは大学の時から知り合って付き合って、お互い別の人と結婚した。ジョンスは初恋のキョンウンが忘れられず通帳の暗証番号もキョンウンの誕生日だと言う。しかし二人は一度たりとも体の関係は無かったらしい…。モーテルに入った二人だったけど、結局何もせずに帰った。だから前回もキョンウンと会ったというジョンスは、そうゆう事が無かったという事ですね。どこまでが浮気なのかという議論がよくされるけど、これはブジョンに対して最終的な裏切りまではしていなかった事になります。心は完全に離れているとはいえ、今のところどっちのカップルも二人とも「キスまで」というところではブジョンとジョンスの裏切り度は五分五分…。しかもスンギュとウナンにモーテル側に歩いていったところは目撃されたものの、モーテルに入る決定的瞬間までは目撃されていなかったと分かります。

キョンウンは死ぬ前の旦那に、「ずっと好きだった人(ジョンス)と一緒になっていいか」と聞いたら、旦那は涙を流したと言う。キョンウン的には自分の罪の意識を軽くしたかったのかもしれないけれど、けっこう残酷ですね…。

カンジェの知っている少しお洒落な感じのバーに行くが人で賑わっていた。席は空いていたけれど、ブジョンの表情が場所を気に入っていない様子だったので「席が無かった」と言い別の場所に行く事にした。ブジョンが知っているいい店が無いか、好きな物が無いかと聞くけど、「好きな物が無くなった」と以前聞いていたので「あ、好きな物が無いんでしたっけね」と言うカンジェ。しかし「なんでもいいです。全部好きです」というブジョン。そんなブジョンに微笑むカンジェ。

ブジョンとジョンスが留守の家にジョンスの母が家に食べ物を持って訪ねていた。二人に何度電話をしても繋がらないし、会社辞めたのに一体何をして家に居ないのかとブジョンの文句をいいながら…。(←霊感や勘が異常に冴えてる義母w)ブジョンの事が気に食わないと言いながらも、倉庫に持って来て1人で寝ているような布団を見て「はぁ…そうだな、お前も息苦しい事があるだろうよ。お前を理解したいよ!」とブジョンの居ない部屋で独り言で叫ぶ義母…。誰も居ない部屋の冷蔵庫に食材をいれた義母はブジョンの父にも渡そうかと考えていたその頃…ブジョンの父は玄関の暗証番号を書いた紙と携帯を置いて外へ出ていた(チラシ配りの仕事?)しかし眩暈に襲われ不安になると、幼い頃ブジョンを背負っていた時の記憶が蘇る。

カンジェとブジョンは屋台に行ったようだった。ソジュを注文しブジョンに注いであげたカンジェは、「私的にお酒を注いだのは初めてだ」と言い、疑わしい目で見るブジョンに「本当ですよ?」と言うカンジェに「分かりましたよ。光栄です」と笑いながら返す。カンジェが待ち合わせの場所にどうしてそこにしたかと聞いたらブジョンは思いついたのが前回会ったモーテルの前の横断歩道だったからと。

ブジョン

「長い間渡れず、ずっと躊躇っていました、その横断歩道で」

カンジェ

「何故です?」

ブジョン

「分かりません…」
(↑ブジョンのジョンスや不倫に値する行為に対する裏切りへのためらいなのではないのかな…。)

カンジェ

「…すごくお腹が減っていらしたようですけど…」

ブジョン

「今日一回も食べられなかったんですよ」

カンジェ

「どうしてです?」

ブジョン

「…ただ…ちょっと忙しかったんです…」

カンジェ

「どう忙しかったんです?」

ブジョン

「………(無言の「聞くな」という圧力)」

カンジェ

「いや、これでまあ、僕も想像するなら、ちょっと具体的に知る方がいいから」

ブジョン

「…」

カンジェ

「服はそれでいいとしてヒールで、何の仕事をしたんです?」

ブジョン

「……ん…今着ている服にエプロンして果物をむきました、器も片付けて、病院で」

カンジェ

「…あ、病院で~…?」

ブジョン

「<頷く>元々は時々家に行って掃除もしてあげて、料理もしたんですが、私を雇った方が怪我をして病院で仕事をしたんです、何日か行かないといけないみたい。それなのに、なんでこの服装で行くんだって思ったでしょう、仕事するのには不便そうに」

カンジェ

「いや、何…そう思ったというよりも……何か特別な理由でもあるんですか?」

ブジョン

「…誰にも話さなかったんですよ。父にも家の者にも。前の出勤する時のように同じにしようとしたからです。でも…全部知ってるみたいです。前には目さえ合えば会社での話でなければ家の話。でも今はそんな話はしません、誰も」

カンジェ

「まさか、偶然でしょう?」

ブジョン

「少し前に、以前働いていた会社の前に来ていたんです」

カンジェ

「誰がです?」

ブジョン

「夫がです」

ブジョン

あの時、カボチャの馬車の話をしたじゃないですか?『幻想から現実に戻る』話。実は少し前まで、大体一年前くらいからずっと似ている事を思っていたんです。似ているけど完全に違う話です。私の目の前にあると思っていたものは全部幻想だったんだなって。生きていれば『現実』という言葉が最も悪い言葉になる時があります。<回想図:アランの家の前でアランの夫の暴力を止めようとして暴力を振るわれ首を絞められ、そのまま逃げるアラン>それまでの人生は何でも無く、努力も気持ちも全て泡になる瞬間です。それでもよかったのは、でもこの程度ならば他の人よりもましだという、大丈夫だと思う全ての事が、全て幻想だったんだなぁ、と思うそんな瞬間です。<回想図:アランが会社に乗り込み子供の母親に告訴しろと言ったのかと怒鳴る>どんなに良い事を想像しようとしても、小さい事に希望を持ってしまおうとしても、目の前に何も描く事が出来ませんでした。とても辛くて一日でも早くこの悪夢から抜け出したかったのに、どうやっても目覚めませんでした。以前に戻りませんでした。その時分かったんです。以前が『夢』で今が『現実』だという事を。『幻想が無い現実』は『人生』というより『死』に近いです
↑ここでブジョンの言っていた「二人」がやっぱりアランと夫のジンソプだと分かりました。家の者だけじゃなくて関係の無い人間まで手を掛けるなんで最低ですね…。しかも首絞めてる!殺人未遂でしょ!^^;アランの言う子の母親が誰を意味するのか…。何かの誤解なのか…。

屋台を出て雨が降っているのに気が付く二人。ブジョンの携帯がしきりになっているが電話を取らないブジョンとそれについて触れないカンジェ。

カンジェ

「さあ…これからどこに行きましょうか?」

ブジョン

「…」

カンジェ

「あそこはどうですか?『幻想がある人生』へ?」
さっきのブジョンの話を笑いに変えようとするカンジェにからかわないでくださいと言うブジョン。(↑予告編で見た時はロマンティックカンジェ語録が追加されたかと思ったけど違いましたw)

↓この番宣けっこう好きだったけど、これで最後だそうですw


AKIRAには事前連絡無しにアランがやってきて準備していたジョンフンは慌てる。以前、アランが一緒に死のうといったら死ぬかと聞いたら、生きたいと言って拒絶したジョンフン。しかし今回は「一緒に死ぬのではなく、一緒に生きなければ、可能な限り長く」と返す。アランはジョンフンに写真をブジョンに転送した事を伝える。(以前ジョンフンがあまりにアランに気を掛けるので息子かと思ったけど、考えてみたら年がそこまで離れていなそうだから単純にジョンフンが憧れているのかもと思いました。母が息子に気が付かない訳がないし。でも時々そうゆう謎なシチュエーションが韓国ドラマでは起こるので…w)

雨が酷くなり雨宿りをするブジョンとカンジェ。大学院を卒業し苦労して就職したのに会社に勤めた三年間ずっと病気だったと言うブジョン。結局会社を辞めたと父に電話したけど、暫く何の言葉も無いと思ったら何でもないように大丈夫だと言う父。ソウルに家を買ったら父が心配しなくなると思い無理してオフィステルを買ったけど小さい家を一時間以上もずっと見て、また何事も無かったかのように「綺麗だ」と言ったという。ブジョンは父の「大丈夫だ」という言葉は「心配」で、「綺麗だ」は「懸念」だと。

ロト販売所に保護されていたブジョンの父を迎えに行くジョンス。ジョンスは自分が買ってあげても「履く場所が無いよ」といっていた靴をその時義父が履いている事に気が付く。義父はジョンスを分からず放心状態だったが「ブジョンが待っている」という言葉にやっと反応した父は外に出る事に。そしてやっとジョンスの事を分かって、義父に目を離しブジョンにメッセージしている時父はその場を倒れた。

ブジョン

私の父ですか?父の心の中には全てあります。法も哲学も文学も、父の心の中にあります。きちんと積もってます。世界に一つしかない詩集です、私の父が…。父にとっては父の心にある言葉より考えが遥かに多いんです。長い間考えた数多くの考えの中で選びに選ばれた言葉が父の口から出るんです


カンジェがコンビニで二人分の傘を買っている時にジョンスの緊急電話を取ったブジョンは、カンジェを待つ事無くその場を去った。

病院に着くと今まで連絡が取れなかったブジョンを責めるジョンスが。お酒を飲んでいた事もばれて、義母には「父は全部知っている(会社の事や本の事)」と言い。

幸いにも父は命には別条が無かった。しかし暫く入院が必要なようだった。ブジョンは病室を出て泣いていた。そしてそんなブジョンを見たジョンスは軽く抱き絞めて慰めた。
(ジョンスとブジョンには男女の愛情は切れてるけど、こうゆう姿を見てるともはや生命共同体的な関係で義父とは仲が良いわけだし離婚までは出来ないのではないかな…と思ったりも…)

一方…。意図せずとはいえ、すっぽかしにあってしまったカンジェは…母の家に泊まり、気力をすっかり失ってふて寝…(爆)(こうゆう姿を見るとまだ少年だなと思う…(笑)初めての恋、しかも既婚者相手とはいえ…)「幻想が消える人生は死に近い」というブジョンの言葉を母に分かるか聞いてみると、よく分からないけど「幻想」が何だか分かると言う母は、「カンジェ」だと言う。カンジェは母にお金をもう送るなと母に言った。(こんな時に母の愛情くらいは触れらる事が出来てカンジェは幸い)ブジョンに送ったカンジェの最後のメッセージ「気を付けて…連絡してください(謎の置き去りにされたソジュの写真と共にw)」はまだ読まれてなかった。再びふて寝状態のカンジェw

父の病室にいたブジョン。一人娘なのに自分のせいで孫を見れないだろう父を気遣う。しかし父は孫はいいから娘が可愛かった頃の事を思い出すと言う父。

ブジョンの母が他界し幼いブジョンを連れて仕事が暫く無くてお金も無く彷徨い、ただ死んでしまおうかと思っていた時。当時三才だった幼いブジョンはパンの匂いに目が覚め父の耳たぶを引っ張った。まるでブジョンが「お金が沢山出来たらブジョンにあれを買ってくれるでしょう?」と言っているかのようだった小さいブジョン。この子を置いて死ねないと思った当時のブジョンの父だった。



いよいよ今日が最終回。今回の15話のエピソードのタイトルが「終止符(마침표)」でした。それがカンジェとブジョン関係なのか、キョンウンとジョンスの関係なのか、ジョンスとブジョンの関係なのか、アランとブジョンの関係なのか、それともこれからもしかしたら起こるかもしれない父の死を意味するのか分かりません。それが今日の最終話で明らかになるのかな。

最終話の予告ではブジョンがついに好きな人が出来た事を夫に告白している姿と、ジョンスがカンジェのカカオのアカウントを確認する姿が出ています。人生の短かった幻想として二人の関係が終わるのか、それともカンジェとブジョンは添い遂げて、江南に食堂を開いて浴槽から今持ち上げたかのように澄み切ったような二人の子が生まれるのかどうか…。ブジョンとジョンスは置いておいて、父とジョンス家の関係が深いから離婚まで発展するだろうか…。個人的にはカンジェとブジョンが添い遂げて欲しい。二人とも情緒あふれる文学的なカップルだから、夫婦になり共同制作して小説とか詩集でも出版したらいいのにと思う(笑)

↓最終話予告




ついに本日最終話です!
いつも楽しみにしてたドラマが終わっちゃうのが残念~><!
最終話の記事アップは遅くなるかもしれません…。



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